「ガンは一種の”できもの”」と説明されることが多いので、このような誤解を生んだのでしょうか。
いわゆる皮膚の表面にできるおできや吹きでものと、ガンはまったく関係がありません。もちろん、おできや吹きでものができやすい体質だからガンになりやすいということも、まったくありません。
心配なさらないでください。
また、日本人は皮膚癌は出来づらい人種です。
というのもメラニン色素の量によって紫外線から遺伝子が守られているからです。だからといって、あまり強い紫外線のなかにずっといることはお勧めできません。紫外線は明らかに遺伝子を傷付けているからです。遺伝子の傷がガンの発生につながってしまうからです。
南米のチリやアルゼンチンでは紫外線警報が出る町すらあります。
また、ガンは関係なくとも、今のガングロのように日焼けサロンで焼いてばかりいると、コラーゲンの老化を招き、結果として若くしてしわくちゃのお顔になってしまいます。気を付けて下さいませ。
余談ではありますが、メラニン細胞の数は人種に関係なく同じです。メラニン細胞から産生されるメラニン色素が量の違いで肌の色は違ってくるのです。
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