煙草は確実にガンの危険を高めます。
10代後半から煙草を吸っている人は、吸わない人の5倍、肺ガンにかかりやすくなるといわれています。 女性と喫煙との関連でいえば、女性は男性の2倍、危険性が増すといわれています。
妊娠中の喫煙は禁物です。流産や、未熟児、脳の奇形などの危険性が高まります。 煙草はまた、自分が吸わなくても、周囲に吸っている人がいるだけで、影響が及びます。
煙草を吸うご主人がいる、煙草を吸わない奥さんの場合は、2倍。質問をされた方は、奥さんも吸うということですから4倍。肺ガンにかかる確率が高くなるといわれています。
当然、お子さんがいる場合には、子供にも悪影響が及びます。 喫煙について、もう1度考え直してください。 なお、肺ガンに対する煙草の危険性を示す目安として、ブリンクマン指数というものがあります。
簡単な算出方法を紹介しておきましょう。
【 1日の喫煙本数×年数=ブリンクマン指数 】
このブリンクマン指数が400を越えると肺ガンに対して厳重な注意が必要だといえます。 肺がんは急増している病気です。タバコと関係しない肺がんも増えてきています。
しかも、その感知する率はかなり他のがんに比べると低いといわざるを得ません。 ヘリカルCTによると数ミリ単位の早期発見も可能になってきています。
心配な方は専門医を受信してください。
また、実はタバコの害のうちがんよりも怖いのが、心臓や脳血管に対する動脈硬化の進行です。 じわりじわりと来るこの病気は、気がついたときが発病のときということが多いようです。
心筋梗塞、狭心症を起こしてみたり、脳梗塞、脳出血の原因になってみたりとあまり好ましくない結果を招きます。
先日、アメリカのカリフォルニアへ行ってびっくり。
ほとんどのところでタバコは禁止されていました。 スタンフォード大学では、かつて外では吸っても良いとされていましたが、
そのうち、外で立ち止まって吸ってはいけないことになりました。
歩きながら、吸わねばならず、結局数十エーカーの敷地内では一切禁止されたそうです。 厳しい話ですね。
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