ドリンク剤の中身,ご存じでしょうか?
「すぐに効きそう!」と思わせるようなCMがいっぱいあって,何となくめざましい効果が得られるような気がしますが,これはアルコールとカフェインの効果によるものが大きいと思われます.
ドリンク剤1びんに含まれるアルコールの量は,多いものでは1.6グラム,これはビールで言えば小さいコップ半分位にあたります.
カフェインはコーヒーに含まれるものが有名で,頭をスッキリハッキリ,眠気をさます効果があります(コーヒー飲んでも,ちっとも目が醒めないという人もいますが).
アルコールも少量なら,脳が興奮気味になって元気が出たような気分になりますから,両方をあわせて,なんとなく「効いた!」という感じになるのでしょう.
もちろん,ビタミンやアミノ酸など,身体にとって有益な成分が含まれていますので,それらの効果はありますが,「早く効く」かと言われれば,そんなに即効性があるわけではありません.
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