人類はこれまで400万年の間、進化をとげてきました。
ところで、この進化の時間の、ほぼ99%以上は飢餓状態です。食べ物が満足に得られなかったのです。
そのため、人間のホルモンのバランスや代謝の仕組みは、みな飢餓状態を克服するためにできあがってきました。
つまり人間は、飢餓に強い体の仕組みを備えてきたのです。
ところが、ここ30年間は飽食の時代。
しかも、これに運動不足が加わります。このような事態は、おおげさではなく、人類が初めて経験するものなのです。
つまり、400万年の歴史の中で初めて脂肪を蓄えすぎた・・・・・・体が戸惑ってしまって当然です。
肥満が体に悪影響を与えるというのは、実にこのような歴史的な背景があるからなのです。
この項の最後に、「ダイエットの心得」をまとめておきましょう。
1「おふくろの味」で腹八分目
21日1万歩
3夜、寝る直前は食べない
4脂肪分の多いものと甘いものをいっしょに食べない
5ヨーヨー・ダイエットはダメ
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