くも膜のう胞はまだまだこれからわかってくる病気だと思います。
ほとんどの場合は一生無症状のまま終わります。
まれに、大きくなったりすると頭痛やめまいなどの症状が出ることもあります。
また、くも膜のう胞の中を血管が走っていたりすると、出血することもあります。
とはいってもいまだに僕自身は症状を出した方は見たことがありません。
ですから、一般的にはあまり心配せずに半年から一年に一回ぐらいのペースで、CTやMRIの検査をされるといいと思います。
ただ、左脳の半分を占めているのう胞であること、反対側の右側に痺れが出ていること、めまいがあることなんかを考えると・・・CTを拝見していないのでなんともいえませんが、可能性はないとはいえませんね。ただ、検査をしてもなんともいえないだろうなというのが本音です。
痺れやめまいは首の症状でも出てきます。変形性頸椎症や頸椎椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症などが原因で首の筋肉に負担がかかっているとき、言い換えれば「ひどい肩こり」があるときなんかに良く起こってきます。つまりは、女性特有の更年期なんかではしょっちゅう起こることなのです。
確率的にはこちらのほうがはるかに多いということになります。
頸椎の状況をよく検査して、もしなんかあれば薬や牽引などの理学療法をやってみてそれでも症状が良くならなければ、くも膜のう胞のせいかなということになるような気がします。
ただし、そういった頭の中のものが問題となる場合は、症状は徐々に悪くなったり、持続時間が長くなったりするものですから、多分大丈夫だろうという気がします。
結局は様子を見てくださいというしかないのですね。
答えにならなくてすみません。 |