人はみんな幸せになれる力をもっています。その力をつけるには、「今現在の幸せ」を感じられる力を育てることです。『幸福の青い鳥』ではありませんが、どんなに探し回っても見つからない幸せが、以外に自分の足元にひそんでいたりするもの。それを見失わないようにしましょう。
つぎの７か条であなたも決然全体たる女になることができます。
第１条
目先のことで迷うということは、どっちでもいいということ。思い切りよく直感を働かせて決めよう
どっちのケーキを選ぶだとか、どっちの服を選ぶだとか、目先のどうでもいいことで迷ってしまう人もいます。でも、迷うということは、どっちでもいいということ。女性は直感に優れています。勘を働かせて思い切りよく決めましょう。
第２条
今のままでは何も変わらない。目先のことだけでなく、長期的なビジョンに立ってモノを考えるクセをつけよう
しっかりした目標や夢をもっている人は、その実現に向けて「自分が今するべきこと」がわかっています。今の自分に必要なものがわかっているからこそ、決断をすることができるのです。自分の将来のビジョンを描きつつ、モノを考えるクセをつけましょう。
第３条
信じることは力になる。自分の下した結論を「この選択は間違っていない」と信じることが大切
「やっぱり、ああすればよかった･･･」などと後悔してはダメ。自分が一度下した決断には自信をもちましょう。「この選択で大丈夫。すべてこれでうまく行く」と思ってください。きっと、信じることでよりよい結果がもたらされるはずです。
第４条
「〜すべき」「〜しなくてはならない」ではなく、「I want」「I don't want」でコトを考えよう
「グズ脳」の人には、「〜すべき」「〜しなくては」という発想に縛られている人が多いもの。社会のルールや常識よりも、まず第1に優先すべきはあなたの気持ちです。「I
want」「I don't want」という発想でモノゴトを考えるようにしましょう。
第５条
「だけど」「どうせ」･･･「D」から始まる口グセは禁句。「but」ではなく「and」の発想で行こう
「だけど」「だって」「どうせ」「ダメだ」というように、「D」から始まる否定的な口グセは禁句です。迷ったときは「but」で立ち止まるのではなく「and」、つまり「そうしてみれば」という発想でモノを考えることが大切。その姿勢が脳を前向きにしてくれます。
第６条
自分でやると決めたことを、誰にも口外せずに3か月間継続して実行してみよう
毎日、たったひとつでかまいません。自分でコレと決めたことを、3か月間続けてみましょう。ただし、それをやっていることを誰にも言わないでください。その習慣が、決断力に必要な強い意志を育ててくれます。ごく簡単なことから始めるのがコツです。
第７条
「今の幸せ」を感じとれる力をはぐくもう。
時々立ち止まって、自分の足元にある幸せを確認しよう
※引用 阿部聡インタビュー記事 美的 2006年1月号 P188 (c)株式会社小学館 |
