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夫についひとこと多く言って、いつも怒らせてしまいます。

お答え
 

熟年離婚は、脳のすれ違いから起こるのです。
男と女のすれ違いは、男女の脳の違いからくるんです。男性の脳は、いったん夫婦になれば、その関係は不変だ、と思い込んでいます。しかし女性の脳は、夫婦の関係は、不確実なものだと知っています。それが男性と女性の脳の違いなのです。
テストステロンというホルモンの関係によって、母体内では、男の子より女の子の方が、左脳が成長します。
言語機能をつかさどるのは左脳。そのため、左脳が発達した女性のほうは言葉を上手に操り、右脳の発達した男性は言葉による表現方法が苦手になります。
人間関係とは、大部分が言葉によるコミュニケーション。だから、言語機能に優れた女性は、人と人との関係性に敏感で、そのもろさもよく知っています。いっぽう、男性は人間関係にも鈍感なので『夫婦の愛は永遠』なんて誤解をしてしまいます。
女性は、関係が変わりやすいと知っているので、それをいちいち言葉に出して確かめたくなるんですね。あなたの『夫に聞いてほしい』という気持ちはそこから来るのです。
ついついひとこと多く言ってしまうのも、その気持ちのためです。ところが、人間関係に鈍い男性には、それは理解できません。そうやって、どんどんお互いにすれ違っていってしまう。それが、この相談のような、いさかいのもとなのです。
長年のこうした不満が爆発した妻が離婚を持ち出しても、夫には青天のへきれきなのです。これが熟年離婚の原因のひとつといえます。
妻も言いっぱなしでなく、夫にいろいろ話させ、それをよく聞くことが大事です。そうすれば、夫も安心しますよ。

※引用 阿部聡コラム「主婦のありがちトラブル回避術」女性自身 2006年4月4日号 (c)株式会社光文社

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