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最近ときめきを感じなくなりました(1)

お答え
 

充実しているつもりでも、あなたの脳はときめきを求めているのです。

最近胸が躍るような気持ちを感じましたか?"ときめき"は女性の心や体をきれいにしてくれる最良のサプリメント。感じていないとしたら、きれい指数が下がっているかもしれません。ときめきの感じ方を思い出してみませんか?

ちょっと思い出してみてください。あなたがときめきを感じたとき、体はどのような状態になるでしょうか。心臓がドキドキしたり、その場でスキップしたくなったり、体の内側で花が咲いたような気持ちになったりしませんでしたか?

ときめきを感じているとき、脳内ではホルモンが分泌され、体は軽めの興奮状態にあります。「軽め」といういのがポイントです。強い興奮は体への刺激となって、結果的に疲労や虚脱感を引き起こすことがあります。ですが、軽めの興奮ならば体内バランスを保ち、体調を整える効果が期待できるのです。

そもそも、ときめきは五感から入力された情報によって、脳内にある心を司る神経が活性化されることで起こります。脳内ではホルモンがバランスよく分泌され、交感神経と副交感神経のバランスもよくなるので、肩こりが改善されたり、肌のツヤがよくなったり、心には安定感がもたらされます。つまり、ときめくことは心と体を調和してくれるんですね。

だから、人生においてときめくことはおおいに必要なことです。

しかし残念なことに、「最近ときめきがない「ちょっとのことではときめかなくなった」というセリフを、20代後半から30代の女性が口にすることが多くなりました。彼女たちはやりがいのある仕事を持っていて、社会的立場とある程度の収入があります。趣味やお稽古事にも熱心で、一見とても充実した人生を送っているように見えます。では、人生において、女性として、一番いい時期を過ごしているはずの彼女たちが、なぜ、ときめくことができないのでしょうか?

それは、上昇志向を強く持って競争社会の中で生きていると、ときめきを感じられない脳になってしまうからなんです。

女性は妊娠・出産という、男性にはない役割を持って生まれてきます。女性のアイデンティティは細胞に刻まれ、生まれながらにして確立されているのです。ですが、私を含め男性というのは、生きていく中でアイデンティティを自分で確立しなくてはなりません。だから男性は仕事をして、他人と比較や競争をしなければいけないのです。

現代では女性の社会進出が進み、生まれつき持っているはずのアイデンティティを"勝ち組"になることで確立しようとする傾向が強くなってしまっています。これでは、ときめきを感じなくて当然なんですね。

【ときめきのない生活は心と体の老化を早める】

「仕事と趣味で充実した毎日だから、ときめきなんていらないわ」という強気な発言は、自分に対するエクスキューズにすぎません。自分では充実しているつもりでも、きっと脳はときめきを求めているはずです。

ときめかなくなることで一番怖いのは、心と体が老けていくことです。前述したように、ときめきはホルモン分泌や神経に影響を与えて、心と体を調和する効果があります。どんなによく効く薬も、高級なサプリメントも、その効果はときめきには敵いません。しかも、ときめきは合成物質や保存料や保存料が一切使われていない、ナチュラルなものです。

そして、ときめきは無料です。お金をかけずに、心と体を調和して、美しく健康になれるなんて、もう毎日ときまくしかないいですよね!

では、ときめきはどうやったら得られると思いますか?一番いいのは恋愛です。でも、いますぐ好きな人を作れと言われても難しいでしょうし、毎日の生活を無視して恋愛ばかりするわけにもいきませんよね。

じつは、恋愛以外でもときめく方法はたくさんあります。次回は、すぐに実践できるときめき方をご紹介できればと思います。

※引用 掲載誌 美人計画HARuMO 2008年7月号 (c) (株)青春出版社

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